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パスワードを聞かれずに開くPDFのコピーを作る
パスワードがわかっていれば、すぐに開く2つ目のコピーを書き出し、保護された元のファイルはそのまま残せます。PDFGymはこれをブラウザーのタブの中で行います。PDFとして印刷する方法、Macのプレビュー、有料のAdobe Acrobatでもできますが、それぞれに一長一短があります。
明細が12通、入力も12回
フリーランスのデザイナーが確定申告の書類をまとめています。銀行からは毎月1通、meisai-2026-10.pdf のような名前の3〜4ページの明細がメールで届き、どれも生年月日から作ったパスワードで保護されています。税理士は1月末までに1年分を1つのファイルで受け取りたいと言っていて、読むために彼女の誕生日を知る必要があってはいけません。
パスワードは彼女が知っているので、何かを破るわけではありません。必要なのは、入力なしで開く12通のコピーで、それを1つの文書にまとめることです。このサイトの結合ツールは保護されたファイルを受け付けないため、先にパスワードなしのコピーを作る必要があります。
コピーを作る4つの方法
どの方法も、最初にパスワードを1回入力するところから始まります。違うのは、できあがるファイルに何が残るかと、その入力をどこで行うかです。
| 方法 | できあがるもの | 注意点 |
|---|---|---|
| PDFGymのPDFのロックを解除 | 元のページと文書のプロパティを暗号化なしで書き直し、ダウンロード前に確認したもの | しおりや入力欄は、コピーで簡単に確認したほうがよい場合があります |
| ブラウザーからPDFとして印刷 | 印刷ダイアログで「PDF に保存」などの送信先を使って作り直したコピー | 余白や拡大縮小がずれることがあり、フォームフィールドは平らになります。印刷が禁止されていると使えません |
| Macのプレビュー | 「ファイル」>「PDFとして書き出す」で書き出したコピー | 書き出しのオプションでパスワードが付け直されていないか確認してください |
| Adobe Acrobat(有料) | 文書のプロパティのセキュリティ設定で、保護をなしにした同じファイル | 無料のReaderではできません。Acrobatが権限パスワードを求めることもあります |
印刷はコピーではなく描き直しなので、後で編集する必要があるものには最後の手段です。読んで保管するだけの明細なら、十分に使えます。
PDFGymで1ファイルずつ処理する
- 明細が保存されている端末のブラウザーでPDFのロックを解除を開きます。
meisai-2026-01.pdfを選びます。ツールがファイルを読み込み、名前とサイズを表示します。ページ数はパスワード入力後に数えるという注記も出ます。- 「現在のパスワード」にパスワードを入力し、「PDFのロックを解除」を押します。
- 確認が終わるのを待ちます。新しいファイルはパスワードなしで開かれ、ページサイズや選択可能な文字も含めて1ページずつ元のファイルと比べられてから、ダウンロードが表示されます。
meisai-2026-01-unlocked.pdfをダウンロードし、翌月分で繰り返します。ツールは1回に1つのPDFを扱います。- 12通すべて終わったら、PDFを結合で税理士に渡す1年分のファイルにまとめます。
明細もパスワードもタブの外には出ません。何もアップロードされず、パスワードが利用データやアドレスバーに書き込まれることもありません。
パスワードなしのコピーをどこに置くか
パスワードのないコピーは、置いてあるフォルダーにアクセスできるものなら何でも読めます。簡単な習慣でそのリスクを小さく保てます。
- 元のファイルと取り違えないよう、コピーの名前を変えます。たとえば
meisai-2026-01-open.pdfにするか、ツールが付ける-unlockedをそのまま残します。 - 保護された元のファイルは保管用として別にしまっておきます。
- 同期しているクラウドのフォルダー、共有のダウンロードフォルダー、スマホのバックアップに、パスワードなしのコピーを置きっぱなしにしないでください。そこにアクセスできる全員に見られても構わない場合は別です。
- 作業が終わったら作業用のコピーは削除します。
- 機密性の高いファイルをメールで送る前には、PDFにパスワードを設定で新しいパスワードを付け、そのパスワードはSMSや電話など別の手段で伝えます。
午後をまるごと無駄にするミス
- ビューアーで上書き保存すれば入力が不要になると思う。暗号化されたファイルを開いたビューアーは、たいてい暗号化したまま保存し直します。必要なのは、上の方法のどれかで新しく書き出したコピーです。
- PDFの送信先ではなく本物のプリンターを選ぶ。印刷ダイアログでは、事務所のプリンターではなく「PDF に保存」や「Microsoft Print to PDF」を選んでください。そうしないと、ファイルではなく紙が出てきます。
- 印刷のボタンが灰色。そのファイルには権限の制限がかかっていて、印刷の方法は使えません。理由はPDFの2種類のロックについてのガイドで説明しています。PDFのロックを解除なら、パスワードなしでその制限を外せます。
- 月の順番を間違えて結合する。
2026-01から2026-12のように月を2桁で書いた名前は正しく並びますが、「1月」「10月」「2月」のような名前は正しく並ばないことがあります。1年分のファイルを作る前に、結合リストの順番を確認してください。 - パスワードなしのコピーを誤って送る。フォルダーにほぼ同じ名前が2つあるときは、送信を押す前にどちらを添付したか確認してください。
パスワードを入力し続けたほうがよい場合
パスワードなしのコピーがいつも正解とは限りません。年に2回しか開かない給与明細なら、保護のないコピーを管理するより、パスワードを入力するほうが手間がかかりません。勤務先の方針でノートパソコン上の文書は暗号化したままにすることになっているなら、それに従い、共有の方法は情報システム部門に相談してください。会社の権利管理システムに結び付いたファイルはそもそも単純なパスワードのファイルではないので、変更できるのは情報システム部門だけです。
そして、足りないのがパスワードそのものなら、ここで紹介した方法はどれも使えません。送り主に尋ねるか、PDFのパスワードを忘れた場合を読んでください。
始める前の短い答え
- コピーを作ると元のファイルは変わりますか?
- 変わりません。コピーは別のダウンロードです。保護されたファイルはそのまま残るので、うまくいかなくても失うものはありません。
- PDFとして印刷するのでも同じですか?
- 読んで保管するだけなら、たいていは同じです。編集、記入、長期の利用には直接のコピーのほうが向いています。印刷はページを描き直し、操作できる部分を落とすからです。
- コピーにも作成者や作成日は残りますか?
- 残ります。タイトル、作成者、日付などの文書のプロパティは引き継がれます。消したいときは、コピーをPDFのメタデータを削除にかけてください。
- PDFGymにパスワードが見えますか?
- 見えません。パスワードはファイルを復号するためにブラウザーのタブの中で使われるだけで、どこにも送られず、利用データにも記録されません。
パスワードなしのコピーを作る
ロック解除のページでパスワードを1回入力すれば、パスワードなしで開き直して検証済みのコピーをダウンロードできます。
PDFのロックを解除次に読むガイド
- PDFのロックを解除 開けるPDFを、二度とパスワードを聞かないコピーにします。
- PDFのパスワードを解除する 開くパスワードの場合を詳しく説明します。
- PDFを復号する PDFの中の暗号化とは何か、外すと何が起きるかを説明します。
- PDFパスワードのヘルプ 保護されたファイルやロックされたファイルに合うガイドを選べます。