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パスワードが分かっているPDFを復号する
PDFの復号とは、分かっているパスワードでPDFを開き、パスワードを求められずに開くコピーを保存することです。働くのはパスワードで、このサイトのどの手順もその代わりにはなりません。作業は1ファイルあたり1分ほどで、文書がどこかに送られることはありません。
ロックされたファイルをすべて拒否する保管システム
木村さんは小さな卸売会社で総務を担当しています。3月に会社が新しい文書保管システムへ移行することになり、移行は初日で止まってしまいました。新しいシステムは、パスワードで保護された請求書を、どれも同じそっけないエラーで拒否するのです。対象は40ファイル。何年も前に、今は退職した経理担当者がロックをかけたもので、パスワードはすべて会社のパスワード管理ツールに保存されています。移行の期限は金曜で、システムは融通を利かせてくれません。
木村さんの仕事は、普通の意味での復号です。分かっているパスワードを1回ずつ使い、パスワードのないコピーを保存して、次へ進みます。どのファイルもすでに木村さんには開けるので、何かを破るわけではありません。手元にパスワードがあり、自分で開けるファイルという点であなたの状況と同じなら、このガイドの続きがあなたの手順です。パスワードがもう分からないなら、PDFのパスワードを忘れた場合のガイドから始めてください。
「復号」に込められた3つの意味と、できること
この言葉には、3つの異なる望みが込められています。ファイルにたどり着くのはそのうち2つだけなので、見当違いの作業に時間を使う前に、自分がどの行に当てはまるかを確かめてください。
| 意味していること | 何が起きるか | 得られるもの |
|---|---|---|
| 分かっているパスワードで開き、パスワードのないコピーを保存する | パスワードで鍵が取り出され、各ページが復号されます | パスワードを求められずに開くファイル |
| すでに開けるファイルの制限を外す | ページはもともと読めるので、所有者の制限の層が外れます | 自由に印刷・コピーできるファイル |
| パスワードがまったく分からないファイルを開く | 正当な方法はありません。中身は暗号化されたデータです | ファイルは得られません。送り主に依頼してください |
木村さんは、1行目に40回当てはまります。2行目は意外なケースで、開けるのに保護されているとみなされるファイルです。これは下で別のセクションを設けています。3行目は、期待を込めた検索が行き着く終点です。PDFの保護は本物の暗号化で、外から切り替えられる設定ではありません。だから、誰もパスワードを知らないファイルを開けるブラウザーのツールはありません。
ロックされたファイルを、パスワードのないコピーにする
ロック解除ツールは1回に1ファイルを処理するので、木村さんのようなまとまった件数は1ファイルずつ進めます。1回の流れは次のとおりです。
- 保護されたファイルを選ぶ。ボタンを押すか、PDFをページにドロップします。ファイルはこのブラウザーのタブの中にとどまり、どこにもアップロードされません。
- ファイルを開くパスワードを入力する。ページを開いた時点で「ロックを解除」が選ばれています。パスワードを求められずにそのまま開くファイルなら、入力は不要です。所有者の制限の層しかなく、ツールはそれを見分けます。
- ロック解除を実行する。パスワードはこのタブの中でだけ使われます。利用データに含まれることも、ページのアドレスに入ることも、診断情報と一緒に送られることもありません。
- 検証結果を読んでから、ダウンロードする。完成したファイルは、パスワードを使わずに開き直されます。ページ数、ページサイズ、選択できるテキストが元のファイルと照合され、途中でページが失われたコピーはダウンロードできません。
コピーはきちんと確かめてください。すべてを閉じ、ダウンロードしたファイルを改めて開き、パスワードを求められないことを確認します。それから次のファイルに進みます。1ファイル1分なら、40ファイルでも昼休みで終わります。大仕事ではありません。
次のツールがファイルを拒否し続けた理由
復号そのものが用事であることはまれです。復号は、本来の用事の前にある鍵のかかった扉です。結合、圧縮、分割、回転はどれもページを読む必要がありますが、暗号化されたファイルが渡すのは読めないデータです。たいていのPDFツールは、壊れたものを作るよりそこで止まります。だから表示されるエラーが、本当に必要なツールとは別のツールの名前を挙げていることがよくあります。
申請サイトも同じです。税務署、銀行、保管システムは、保護されたファイルのアップロードを入口で拒否することがよくあります。受け付けの仕組みが、暗号化されたファイルの中を読んで確認できないからです。木村さんは40回の同じエラーでこれを学びました。パスワードのないコピーを一度保存すれば、そのあとの結合、アップロード、保管システムへの取り込みは、どれも文句を言わなくなります。ファイルにどちらのロックがかかっているか分からないなら、ロック解除のガイドで見分け方を説明しています。
開けるのに保護されているとみなされるファイル
パスワードを求められずに開くのに、印刷やテキストのコピーができないPDFがあります。こうしたファイルには所有者パスワードが設定されています。誰でも読めるファイルにかけられた、制限の層です。ページはあなたに対して暗号化されていたのではなく、柵で囲まれていただけなので、ロック解除ツールはパスワードの手順なしでその層を外せます。
ここからは、2つのロックを分けて考えてください。文書を開くパスワードは本物の保護で、中身が暗号化され、パスワードが必要です。権限の設定は、行儀のよいリーダーは従い、そうでないものは無視する、いわば注意書きです。どちらを外したかが分かれば、パスワードのないコピーをどこまで信頼すべきかも分かります。他人に読まれないという意味で本当にロックされていたのは、かつて開くのにパスワードが必要だったファイルだけです。
ロックが外れないままになるミス
惜しい打ち間違い。パスワードは完全一致で、大文字と小文字、空白、全角と半角もすべて区別されます。パスワードでファイルが開かなかったと表示されたら、もっと悪い事態を疑う前に、ゆっくり打ち直してください。
別のファイルのパスワードを使う。古い保管書類には、顧客ごとや年ごとに似たようなパスワードがあります。ツールのせいにする前に、登録内容とファイル名が正確に一致しているか確かめてください。
ファイルと一緒にパスワードを送る。パスワードのないコピーを、古いパスワードと同じメールで送るなら、ロックがないのとほとんど変わりません。パスワードは、ファイルとは別の手段で伝えてください。
習慣でコピーにまたロックをかける。次の行き先が保護されたファイルを拒否する保管システムや申請サイトなら、アップロードする前に保護をかけ直さないでください。あとで改めてロックが必要になったら、保護のページがAES-128の暗号化を書き込みます。パスワードは6文字以上で、2回入力します。
先にロックされた原本を削除する。パスワードのないコピーを確認し、行き先で受け付けられるまで、原本は残しておいてください。原本があれば、アップロードを拒否されてもやり直せます。原本がなければ、それは問題になります。
送り主や情報システム部門に任せるべき場合
ロックされたファイルがすべて、あなたが開いてよいものとは限りません。ほかの人から届いたファイルにパスワードが付いていなかったなら、パスワードかロックのないコピーを依頼するのが正しい対応です。他人のファイルのパスワードを当て推量で試すのは、午後を無駄にするうえに一線を越える行為で、ツールも推測には付き合いません。
職場の決まりも大切です。顧客や医療のファイルの保護を、承認されたソフト以外で外すことを禁じている会社もあり、保管システムの移行はまさにそうした決まりが厳しく適用される場面です。迷ったら、40個のコピーを作る前に、どの方法なら認められるかを情報システム部門に確認してください。また、ファイルが単に巨大な場合は、実際の上限がブラウザーのタブのメモリであることを思い出してください。非常に大きなファイルには、くたびれたノートパソコンより、余裕を持って扱えるデスクトップのパソコンが必要になることがあります。
PDFの復号についての簡単な質問と答え
- 復号したファイルは、ロックされたファイルより小さくなりますか?
- いいえ。暗号化は保存された中身を圧縮せずに読めなくするだけなので、パスワードのないコピーもほぼ同じサイズになります。メールで送るには大きすぎるファイルは、圧縮するまで大きすぎるままです。
- ここで復号すると、ファイルやパスワードはアップロードされますか?
- どちらもされません。ファイル、パスワード、ロック解除の処理、検証は、すべてこのブラウザーのタブの中にとどまります。利用状況のレポートに含まれるのは匿名の件数だけで、アカウントも必要ありません。
- 外す保護がないとツールに表示されたら?
- そのファイルはもともとロックされておらず、元のファイルは変更されずに残ります。探偵のような調査は不要です。見たアップロードのエラーは、別の原因によるものです。
- パスワードのないコピーに、新しいパスワードを設定できますか?
- はい。保護のページは、AES-128の暗号化で文書を開くパスワードを設定します。すでに保護されたファイルは受け付けず、長期保存用のPDF/Aファイルには手を加えません。パスワードは6文字以上にしてください。
ファイルを復号する
ツールはこのブラウザーの中で動きます。ファイルの中身がパソコンから出ることはなく、完成したコピーはダウンロードの前にパスワードなしで開き直されます。
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